2024年4月28日 朝礼拝『人々は理由もなく憎んだ』大賀幸一牧師

エゼキエル書 36章24-28節 ヨハネによる福音書 15章18-27節

  かつて人間たちは、暗闇の中、不条理な世界の中に置かれながら、神様を発見しようとしました。大いなる愛を求めて、暗黒の中を這いずり回って神様を発見しようとし、神様と出会いました。これから先、人間世界の中から、神様を発見しようとする人間が生まれて来るのでしょうか。あらゆるものが便利になり、快適になり、どんどん広がり行く人間の世界の中で、人間は神様を求めるでしょうか。私はきっとそうなると確信しています。どんな時代の人間たちも、自分たち自身の深い暗闇を知っているからです。それはどんな暗闇かというと、神様を失った人間という暗闇です。本来、人間は、神様によって愛されて生まれました。人間は神様に愛され、人間は神様を愛して、生きる者です。神様から、その霊を分け与えられて生きる人間です。それがいつしか人間は、神様を失ってしまいました。大きな空白が人間の命の中に空いたままなのです。神様を失ってしまったための空白ですから、神様以外にこれを満たすことはできないのです。どの人間もこのぽっかりと空いた、神様を失ったままの暗黒を持っています。ですから人間はいつもこの空白、暗黒のために、それを埋めようともがいています。この空白を満たしてくださる神様を探し求めているのです。しかし、私たちはすでに神様を知っています。大きな神様の愛を、果てしない知恵を、強力な力を。神様を発見したのです。いや、神様が私たちを発見してくださったのです。イエス様は、私があなたがたを世から選び出した。だから世はあなたがたを憎むのだ、とおしゃっています。神様に発見され、イエス様に見つけ出されて、失っていた大きな空白を、その神様の愛が満たしてくださることを知った人間は実に幸いです。この愛を失ってはなりません。