2022年8月28日 朝礼拝『あなたの信仰があなたを救った』大賀幸一牧師

ミカ書6:1-8 マルコによる福音書10:46-52

  エリコの盲人の叫びは、イエス様を求めての叫びです。盲人には、イエス様を見て探すことが出来なかったので、こうして大きく叫んで、イエス様に見つけてもらわなければなりません。私を見てください。私を憐れんでください、と叫ぶこと、これが彼のイエス様への神様への祈りでした。そして、イエス様は、盲人を見つけてくれます。そこでイエス様から出た言葉は、何をして欲しいのか、という質問でした。この質問は必要なことなのか、と思うところです。しかし必要な質問なのです。神様は、私たちが何を望んでいるのか、当然知っているはずだと考えるのは間違いです。もちろん神様はご存じです。イエス様と対話の中で、私たちは見えなかったものが見えて来るのです。エリコの盲人は、イエス様に言います。目が見えるようになりたいのです、と。新共同訳ではなく、他の日本語訳を見ると、また見えるようになりたい、などと書かれています。つまり、盲人はかつて視力があり、目が見えていた時があったのかもしれません。何かが原因で見えなくなってしまったのです。また見えるようになりたいのです。そのために盲人は、神様の憐れみを求めました。憐れみとは、真実なる深い共感です。神様が私たちに深く共感してくれるのです。イエス様がそうであるように、神様は私たちに深く共感してくださいます。私たちのことが良く分かっていてくださいます。神様だけではありません。盲人の周りにいた人々も盲人に共感しています。イエス様は、あなたの信仰があなたを救った、とおっしゃっています。一人の盲人の信仰は、自分だけではなく、周りの人々をもイエス様との出会いへと導いたのではないでしょうか。そして盲人も、人々も、イエス様と共に歩み出したのです。私たちも、預言者ミカが教えるように。正義を行い、憐れみを愛し、へりくだって神様と共に歩みましょう。