2020年10月25日 朝礼拝『初めに私を造られた』大賀幸一牧師

箴言8:22-25 ヨハネの黙示録13:21-30
  今日クリスマスまで9週間となりました。クリスマスをお祝いする準備を始めましょう。使徒ヨハネは、神様の新しい天と地の創造の目撃者となります。天と地が無くなるのではなく、神様によって新しく造られるのです。新しいエルサレムが天から地に降って来ます。神様は人間と共に住みます。神様と人間とが遠く距離を置いてしか生きられない時代が長くつづいたのです。現在のコロナ禍の様に、近づきたくても近づけない毎日だったのです。しかし遂に神様と人間とが一緒に生きる日がやって来るのです。新しい天と地が創造されると、4節に人間の目から涙を拭い取ってくださると。もはや死も悲しみも嘆きも労苦もないのです。新しい天と地は、神様と人間が一つとなって世界が創造されました。最初の世界では、神様と人間とがばらばらになってしまい、多くの不幸が生まれてしまったのです。しかし新しい世界は、神様と人間とが一つとなって世界が生まれるのです。故に人間は神様の持つすべてで満たされるのです。この新しい世界に入るのは24節“諸国の民”と書かれていています。あらゆる人々が新しい世界に入ります。都の門は閉じられることなく24時間営業です。四六時中あらゆる人々がこの世界へとやって来るのです。そんな新しい天と地ですが、入れない人があるかもしれません。それは神様があることを喜ばないこと。神様に愛されていることを喜ばないこと。神様が全てを赦していることを喜ばないことです。これらを認めるならすぐにでも入れます。箴言8章22節に、その道の初めに私を造られた、とあります。私、とは私たち人間のことではなく、知恵のことです。それは神様の造られた世界で私たちが生きるための知恵となるためです。それはもちろん私たちのイエス様のことです。私たちはイエス様を迎えて、イエス様と共に生きて行きましょう。