2019年11月24日 朝礼拝 『イエスの恵みに救われる』大賀幸一牧師

エレミヤ書23:1-6、使徒言行録15:1-21

1)ペンテコステ 
 イエス様を信じる人々が一緒に集まっているとき、突然激しい嵐が起こりました。ものすごい風が吹いてきて、みんなを驚かせました。その時、神様は聖霊をお遣わしになりました。聖霊は、イエス様を信じて集まった人たち一人一人に、神の霊を与えてくださいました。こうして神様の教会が始まりました。ところがある時、教会で事件が起こりました。エルサレムの町に集まっていたイエス様を信じる教会には、ヘブライ語を話す人たち、そしてギリシャ語を話す人たちがいました。同じイエス様を信じる人たちの間で喧嘩が起こったのです。ペトロさんは話しあって、ギリシャ語を話す人たちの世話するために7人の人々を選びました。それからは、7人の人たちがギリシャ語を話す人たちのために一生懸命働いて、喧嘩はなくなりました。

2)ペトロとコルネリウス 
 ペトロさんがイエス様を信じる人々の教会を訪ねて、旅をしていました。ペトロさんは神様にお祈りをしているとき、急に眠くなりました。ペトロさんは夢の中で神様の声を聞きました。お空の上から大きな風呂敷が降りてきて、広がりました。中にはいろいろな動物が入っていました。神様は、ペトロさん、さあ、おなかがすいているでしょう。食べなさい、と言われました。しかし、ペトロさんは、神様は、私には食べられません。神様が食べてはいけないとしたものがありますから。すると、神様は、わたしが食べなさい、と言ったことが聞けないのですか、と叱られました。そんな時、ペトロさんを訪ねてやって来た人々がいました。コルネリウスと言う人です。コルネリウスさんは、神様をイエス様を信じている人でした。ところがこの時代、ユダヤの人々は、外国人たちと一緒に食事をしたり、お話をしたり、お家を訪問したりすることはありませんでした。神様の教えを守る人々はそういうことをしてはいけない、と教えられていたのです。でもペトロさんは、さっき神様が夢の中で教えてくださったことを思い出しました。神様が清めたものを汚い、汚れていると言ってはいけない、と神様は教えてくれたのです。ペトロさんたちは、コルネリウスさんの家を訪問し、一緒に神様を崇めて、祈りをし、礼拝しました。すると神様は、聖霊を通して、神の霊をコルネリウスさんたちに与えてくださったのです。

3)エルサレム教会会議 
 ペトロさんやパウロさんは、神様が示されたことを信じます。神様はユダヤ人だけでなく、色々な人々が神様を信じ、イエス様に従うことを喜んでくれました。ユダヤ人でない色々な人々も、ただ神様を、イエス様を信じることが大切です。他には何にも必要ありません。神様は、聖霊を遣わしてくださり、沢山の色々な人たちが、神様から神の霊を与えられることで、そのことを証明してくれたのです。
  私たちの命には食べてものが必要です。私たちの体のために、私たちの心のために、そして私たちの魂、霊のために必要な食べ物は何でしょうか。神様が与えてくださる食べ物です。それがないと息ができません。生きて行けません。神様の霊が必要なのです。